bananapancake’s blog

A life of an Irish and Japanese couple living in Canada

A Story About My Parter

 How My Partner Became A Money Saver?

 

こんにちは。

”今日は何を書いたらいいかなあ。毎日コロナのことばかり話したくないし。。。”

と彼に相談してみたところ、

”How To Save Money!"

と一目さんに返事が返ってきました。

 

彼には彼なりのお金を貯めるコツや気づきがあるので、

彼なりに今それについてのブログを準備しているので

またそれが正式にオンラインにポストされることがあればわたしのブログでも紹介したいと思います。

 

じゃあ何を今日話したいの?

ということなんですが、大げさかもしれないし偉そうかもしれませんが言わせてください。

”どうやってわたしが彼を貯金できる人に育てたか”です!!笑

 

そうです、なぜなら前回までのポストでも書いてきたように、

わたしがカナダに学生としてきた時彼は口座に400ドル(約4万円以下)しかありませんでした笑

 

当時25歳。

今の仕事と比べたら給料はだいぶ低いものの、当時もフルタイムで仕事をしていました。

 

わたしは本当に度肝を抜かれましたが、

”いや、アイルランド出身だし、ユーロが別に蓄えてあるんだろう”

と思うようにしたのですが、

ど正直の人なので正直に ”全世界に持っている口座はこれだけなんだ”

と白状されました。。。笑

 

 

ですが当時わたしは学生でしたし、いくらお互いを数年知っているからと言っても

ふところまでは知りませんでしたし、

20代半ばだし貯金はある程度あるものだろうと高を括っていました。

そしてまだカナダに来て数ヶ月だったその頃。

彼の口座やお金の使い方についてワーワー言ううるさい女にもなりたくありませんでした。笑

 

 

ではどうやってわたしが彼にお金の貯め方?を教え込んだのか?

 

まずは初めに戻りますが、わたしは彼のお金事情を詳しくは知りませんでした。

ですが日々話しているうちに、

”あれ、この人お金ないんだろうな。”

という感覚だけはひしひしと感じていました。

(この感覚がわかる人いますか? 私たちの場合は、彼は当時お給料が週払いだったのですが、その毎週払われてくる給料にすがって生活をしていたことが会話から伝わってきていました。)

 

先ほども書いたように、あまり口うるさくはなりたくないし、

それについて根ほり葉ほり聞くのもなあ。

でもお金ない人とはこの先一緒にいたいとはなかなか思えないんだよなあ。

 

と思っていたので。

 

これについては賛否両論あることは100も承知ですが、

ここでわたしがとった行動はこれです⇩

 

カナダの銀行は、日本のように通帳というものがありません。

なのでお金を振り込んだり、下ろしたりした時はレシートを受け取るという選択肢があります。

(これは日本にもありますよね。振り込んだ・下ろした金額と、口座の残額が記されているものです)

わたしは当時レストランで働いていて、チップを現金でもらっていたので毎週のようにそのチップを口座に振り込んでいました。

 

そう、その時にATMから出てきたレシートを小さく折りたたみ、

彼の部屋に置いてきたんです。。。

 

わたしは必要最低限のお金を日本円からカナダドルに変えてきたこともあり、

だいたい5000ドル(50万円ほど)を所持していた記憶があります。

決して十分な貯蓄ではありませんが、彼よりは持っているという自覚はありました。笑

 

 

その日はそのまま家に帰り(当時はまだ同棲する前)、

その次の週にあった時のことです。

 

”謝らなくちゃいけないことがある”

と申し訳なさそうに言われて、わたしが意図的に置いていったレシートをポケットから出してきました。

そして 

”部屋に落ちてたから、何かわからなくて見ちゃったんだ。。。” と。

 

ごめん、と思いながらも

”あ、ごめん多分ポケットから落ちたんだ。気にしないでいいよ、ゴミ箱に捨てる予定だったし!”

と伝えたのですが、本当に馬鹿正直な人なので

 

”おれもリンの残高を見てしまったから、リンにも俺のを見せるべきだと思うんだ。いや、見せなくちゃダメなんだ!”

 

と言い出し、

”がっかりさせると思うし、恥ずかしいんだけどね。”

と彼のオンラインバンクの口座を見せてくれました。

 

”400ドル!!!!”

 

、、、、、、

これがわたしが彼の懐事情を初めて知った時です。

 

 

 ここからが本題でして、どう彼がその日暮らしの生活から

貯金を始められるようになったのか?

 

簡単にまとめると、わたしが少しずつ話していって、一緒に見直していきました。

 

大きかったこととしては、

こっちの銀行で口座を持つには”メンテナンスフィー”というものがかかってきます。

これがだいたい$4〜$15くらいで、プランや口座の使い方によって変わってくるのですが、

だいたいどこの銀行も条件によってそのフィーを無料にできます。

 

例えば、

  • 常に$2000以上を所持していて、トランザクション(支払いやトランスファーの回数)を最低限に収める
  • 常に$3000以上を所持していて、給料の振込先としてその口座を使っている

など。

 

このような条件を満たせば、毎月無料で銀行口座を維持することができるわけです。

日本な基本的に銀行に口座を持っているだけでお金が取られることはないので、

わたしからしたら毎月15ドルも銀行にお金を貢ぐことが考えられないほどでした。

 

まあもちろん、彼は3000ドルすら持っていなかったので、

プランを変えることを提案。

彼は当時、毎月$15かかるフルプラン?を使用していたので

それを毎月$4のプランへ変更させました。

 

そして、クレジットカードを作らせました。

これによって、トランザクションの回数をぐんっと減らすことができるからです。

 

デビットカードからクレジットカードに移行することによって、

トランザクションが減ったので、毎月かかるフィーが$10も安くなったのです。

 

もちろん、$2000溜まってからは毎月無料になったので今では

彼はフリーで口座を所持しています♪

 

もう一つは、トロントに住んでいる人ならわかると思うのですが、

当時は公共交通機関のマンスリーパス(定期券)が今ほど高くありませんでした。

にもかかわらず、彼は定期券を買わず、毎日2ライド分のお金をかけて仕事に行っていたわけです。

私たちは毎週3回ほど会っていたので、それも考えると1ヶ月あたり$200ほどを

TTCトロントの公共交通機関)に費やしていたのです。

(口座にあまりお金がなかったら、1回で1ヶ月分の定期券を払うことが考えられなかったんだなと今では思いますが)

 

というわけで、定期券を購入することを説得し、

これにより$40ほどの貯金

 

 

あとは簡単なことなのですが、

私たちが会うたびにどこかに出かけていたのをお家デートメインに変更

食費やデート代は、初めからそうですが割り勘をすることを徹底

 

スーパーまで行くのがめんどくさく、近くのコンビニに行きたくなりがちな時も、

”いや、スーパーの方が断然安いしさ!”と説得したり。

 

こういう小さなところを積み重ねているうちに、

彼の口座にも成長が見え始めました。

(始まりが始まりなので)

そして3桁(数百ドル)だったのが4桁(数千ドル)になり、それが5桁になり

 

まだまだケチな私と比べるとお金使いは華やかですが、

ケチになりがちで楽しいことすら楽しめなくなりがちな私を説得してくれたりと

うまくバランスが取れているな、と思う今日この頃です。

 

 

簡単なことなのに、こんなに長くなってしまいましたね。

ごめんなさい。

デートのたびに、安いところや無料で楽しめるところを探したりしたので、

ここら辺の情報も次回シェアしていけたらな。と思っています!

でも、わたしのブログを読んでくれている方の中にトロントに住んでいる人はいるのだろうか?

需要が会ったらいいなあ!

 

それでは。